
平成20年度は、米国の金融危機を発端とした世界的な景気後退が国内の実体経済にも大きなダメージを与え、地元企業を取り巻く環境もこの影響を受け非常に厳しい状況が続いております。
こうした環境のなか、ビジネスマッチングや緊急保証制度融資の利用などの支援を積極的に推進し、お客様の利便性向上に資するとともに、健全経営に努め、地域金融機関としての社会的使命を発揮してまいりました。
預金の期末残高は個人預金が伸び、前期比34億円増加し1,812億円となりました。
また、貸出金についても、設備投資など前向きな資金需要が少ないなか、住宅ローン中心の営業活動を展開した結果、前期比21億円増加し1,061億円となりました。
損益状況については、貸出金利息収入は増加したものの、有価証券利息配当金の減少が響き、経常収益は前期比87百万円の微増となりました。一方、経常費用は、預金の支払利息増加や株式市場の低迷を受けて、株式や投資信託における売却損の計上と減損処理を行ったことなどから、前期比3億60百万円の大幅な増加となりました。
この結果、業務純益は31百万円(前期比93.3%減)、経常利益は22百万円(前期比92.3%減)となり、ともに減益となりました。
しかしながら、貸倒引当金戻入益85百万円を特別利益に計上するなどの結果、当期純利益は1億33百万円(前期比29.0%減)となりました。



「自己資本比率」は、金融機関の健全性を示す指標です。
当金庫の自己資本比率は、前期比0.55ポイント増加し11.25%となりました。この比率は信用金庫の基準4.00%を大きく上回っており、お客さまに安心していただける体力を保持しております。

〈 単位:百万円 〉
| 区分 | 開示債権 残 高 (a) |
保全額 (b) |
保全率 (b)/(a) |
||
|---|---|---|---|---|---|
| 担保・保証等 による回収見込額 |
貸倒引当金 | ||||
| 破産更生債権及び これらに準ずる債権 |
1,658 | 1,658 | 660 | 997 | 100.00% |
| 危険債権 | 3,675 | 3,145 | 2,687 | 457 | 85.57% |
| 要管理債権 | 1,684 | 1,243 | 1,052 | 191 | 73.83% |
| 小計 | 7,018 | 6,047 | 4,400 | 1,646 | 86.16% |
| 正常債権 | 100,384 | ||||
| 合計額 | 107,402 | ||||